どうも、ヴィレ男です。
2018年4月からビレッジハウスに住んでいます。
低所得者、生活保護受給者、外国人、シングルマザー。
こういった人達にとって、
賃貸物件を借りる上で大きなハードルとなるのが
入居審査です。
敷金ゼロ!礼金ゼロ!仲介手数料ゼロ!
更新料ゼロ!保証人不要!
職業不問!年齢不問!国籍不問!
こんな甘い入居条件に加えて、
破格の家賃で住めちゃうマンションがあると言ったらどうしますか?
あるんです。
それがビレッジハウスです。
ビレッジハウスってどんな企業がやってるの?
ビレッジハウス・マネジメントは、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が雇用促進住宅を民間に売却した際に、フォートレス・インベストメント・グループが一括取得し「ビレッジハウス」へリブランディング、リノベーションして賃貸住宅として提供しています。全国47 都道府県で 1,063 物件 2,851 棟、105,067 戸) の賃貸住宅「ビレッジハウス」を運営、管理する国内最大級の賃貸住宅サービス会社です
引用:ビレッジハウスHPプレスリリース
ビレッジハウスは「フォートレス・インベストメント・グループ」が運営しています。
ソフトバンク傘下のアメリカの投資会社です。
かつて雇用福祉事業により整備された勤労者向けの住宅である
「雇用促進住宅」という古い住宅を一括で買い上げ、
リノベーションした物件をビレッジハウスとして格安で貸し出しています。
そもそも雇用促進住宅ってなに?
雇用促進住宅についてはこちらで説明しています。
日本の住宅問題に寄与するビジネスを展開するのがビレッジハウス
現在、
日本の住宅は高齢者、障害者、子育て世帯等の
住宅の確保に配慮が必要な人が増え続けています。
そういう住宅確保に配慮が必要な人に向けて
公営住宅が存在していますが、
住宅セーフティネットの根幹である公営住宅は
現状として大幅に増やすことが見込めない状況です。
一方で、民間の空き家・空き室は増加傾向にあり、
このような状況で、
増加する民間の空き家・空き室を活用しようという動きが
新しい住宅セーフティネット制度です。
この制度は2017年10月にスタートしました。
ビレッジハウスは順次「住宅セーフティネット制度」に登録しています。
住宅セーフティネット制度は、国が制定した 「 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づく賃貸住宅で、高齢者や障害者、子育て世帯、シングルマザー、生活保護受給者など住宅確保要配慮者に民間の空き家・空き室を活用して住宅を提供するもので、2019年 9 月 24 日時点の全国登録数は 11,447 戸、そのうち大阪府が 5,502 戸、ついで兵庫県 1,057戸、愛知県 1,034 戸などとなっています。国土交通省は 2020 年までに 17 万 5,000 戸の登録を目指しています。
ビレッジハウスは、簡単な手続きと低賃料の賃貸住宅を提供することで、住まいに関する課題解決の一翼を担いたいと考えています。住宅セーフティネット制度が導入されたのを機に、まず大阪府で 4,256 戸の登録を開始、2019 年 9 月 24 日までに全国で 5,980 戸を登録、全登録数の約52%を占めています。この度、秋田県に続き福島県での登録を開始、順次県内の 2,486 戸の登録を目指します。
引用:ビレッジハウスHPプレスリリース
ようするに
国の方針で令和3年度までに譲渡・廃止することが決定されている
>全国にある「雇用促進住宅」を一括で買い上げ、リノベーションし
ビレッジハウスとしてリブランドする形で、
高齢者や障害者、シングルマザー、生活保護受給者といった
低所得者層に向けて安定的な住宅の提供をすることで
住宅のセーフティネットとしての役割を担おう
ということです。
まとめ
廃止が決まった雇用促進住宅を有効活用し、
借りやすい価格と入居審査を実現したビレッジハウスは、
低所得者層には非常にありがたい存在です。
ボクもビレッジハウスに住んでいます。
「2K29㎡家賃25000円」の物件に住んでいます。
選んだ理由はずばり家賃が安いから。
いくら家賃が安くても、問題やトラブルが多かったりしては
健全な住環境とはいえません。
でもボクは25000円の家賃のビレッジハウスで
今非常に快適な生活が送れています。
脱サラして社会的信用もなく、
事業も軌道に乗らずに非常に低い年収でしたが、
無事に審査も通っています。
ビレッジハウスも場所によってさまざまだと思いますが、
条件が良ければ入居を検討してみても良いのではないでしょうか。
ビレッジハウスのHPはこちら↓
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